フィリピンはタバコ大国と言われますが、近年では健康志向が高まり、徐々にタバコに厳しくなってきています。

ダバオ市に関しては、フィリピンの他の都市と比べてかなりタバコに厳しいと思います。

 

私がダバオ市に来た2013年は、街中やモール外周にはこういった注意書きが立っている喫煙所がたくさんありましたが、

 

今では喫煙所の数は激減してしまい、街中でタバコが吸える場所はほとんどなくなってしまいました。

レストラン、喫茶店、モール、ホテルなどなど室内（建物内）での喫煙は100%禁止です。

 

また、喫煙所以外での喫煙はもちろんペナルティがあり、現在は1回目は罰金2,000ペソ、2回目は3,000ペソ、3回目は5,000ペソだそうです。

実は私は過去に2回タバコで捕まったことがあります…（1回目は完全に私が悪いです、すみません。でも2回目は言い訳があるのですが、外国人に対しては聞く耳をもってくれませんでした…）

フィリピンの他の地域と違い、ダバオ市では本当に捕まりますので、タバコは喫煙所で吸って下さい。（またダバオの警察官には袖の下は基本的にききません！）

 

ちなみにこれが違反切符です↓

 

罰金はまぁ仕方ないとして、この手続きが面倒臭いのです。

まずはCity Hallに罰金を納めに行きます。出張所での収納も可能です。納めたら領収書をもらえるので、これを保管します。

次にバランガイ（最小行政地区）のCHO（City Health Office）という部署に行き、セミナーを受けなければなりません。（1時間くらいだったと思いますが、正確には覚えていません）

これはタバコの有害性などについての講習で、基本的にタバコをやめさせようという目的のようです。

このセミナーの受講が完了すると修了証がもらえるので、これも保管します。

最後に、罰金の領収書と修了証のコピーを取り、「捕まった時に対応した警察官が所属している地域の警察署」に提出しに行きます。これがやっかいです。捕まった場所が自宅から遠かったら最悪だからです。私のように…。

 

警察署に提出し終わったらこれで全て終了ですが、上記違反切符にも記載がある通り、捕まってから3営業日以内に終わらせないといけません。もちろんこちらの仕事の事情なんて知ったこっちゃなしです。

 

これらが面倒くさいな～と思った人は、ダバオ市内での喫煙は必ず喫煙所でしましょう。

あ、紙タバコだけじゃなくVape（ベイプ）も同じ扱いですので注意です！

 

それではまた！！

 

Satoshi (‘ω’)ノ

 

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この記事を書いた人

ダバオ支店　廣瀬

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